店舗名「JAPAN BLUE JEANS 渋谷店」 【免税手続対応を導入して、訪日客の売上げがアップ。セールススキルも向上。】

2018/12/28

「JAPAN BLUE JEANS 渋谷店」
【免税手続対応を導入して、訪日客の売上げがアップ。セールススキルも向上。】

世界標準での物作りを実現し、現在では世界25ヵ国で販売されている日本のジーンズブランド「JAPAN BLUE JEANS」。2年前にオープンした渋谷店は関東出店への第一号となるブランド直営店です。渋谷と原宿を結ぶキャットストリート沿いに程近く、海外からのお客様も非常に多い立地で日によってはお店の中は全て訪日客であることも珍しくありません。そんな中で免税手続対応を通してどのように海外のお客様の心を掴んでいるのか、ジャパンブルージーンズ渋谷店スタッフの酒井さん、吉安さんにお話を伺いました。

酒井さん

-免税制度導入前の同店の課題について教えて下さい。

酒井さん:渋谷店は直営店の中でも特に海外からのお客様が多く来店される店舗です。欧米からアジア、様々な国の方にご来店いただいております。日本のジーンズ自体が世界的に有名であり、その中でも弊社は直営店ならではの豊富な生地とシルエットを揃えていますので、私達のお店を目指してご来店されるお客様も徐々に増えてきました。ジーンズは試着されてご購入される方が大半ですので、店内が込み合うとお待たせすることが多く、使い慣れない英語を使用することもあり、スタッフのオペレーションも煩雑になってしまうことで機会損失が生まれていたことが課題でした。

お客様一人ひとりに丁寧に接客

裾上げ作業も店内で行う

豊富なシルエットと生地の種類を揃えています

ジーンズ以外のトップスや小物類も充実

-免税制度導入の検討の経緯を教えてください。

吉安さん:メイドインジャパンという点で、購入しやすい価格設定を心がけていますが、それでも一部の外国製に比べてしまうと高価であり、10,000円超えの製品が税込みとなることで割高に感じられる方も多いようでした。世界中のより多くの方に気軽に買って、穿いて欲しいという思いから免税導入を検討しました。

吉安さん

-免税制度導入はスムーズに実現できましたか?

酒井さん:弊社の展開している他ブランドも導入済みであり、それぞれの担当者より具体的なアドバイスをもらうことができました。店舗のオペレーションを見直し、免税手続き業務が加わることでレジの回転率を下げないように気をつけました。特に2020年の東京オリンピックに向け、訪日客が増えていくことを考慮し、パスポートスキャナーを導入したことで、パスポート情報を手入力する手間が省け、新人スタッフでもすぐに免税手続きが可能でした。

吉安さん:店内外の目のつく場所に「TAX FREE」の表示をし、レジ前にも掲示をすることで、お会計の際にお客様が自主的にパスポートを提示してくれるよう促しています。また、店舗スタッフの英会話スキルにバラつきがあったため、どのスタッフでも英語対応できるよう接客の際によく使う英語の定型文をスタッフで共有し、スムーズなご案内ができるようにしました。このような小さな改善の積み重ねで機会損失を減少し、売上げ向上を実現しました。

レジ前に分かり易く「TAX FREE」のPOPを。

外の看板にも掲示しています。

– 免税制度を導入してからのお客様の反応はどうでしょうか?

酒井さん: 導入時はあくまでの訪日客の便利さを考えた上での利便性を考えていましたが、接客面でも「TAX FREE OK」の一言が売りに繋がるフレーズとして活用でき、売上げに繋がるようになったのは嬉しい誤算でした。そのお声掛けをすることで、追加で小物をご購入されるお客様が増え、売上げの向上に繋がりました。

– 今後の展開を教えて下さい。

酒井さん:海外からのお客様が増えたことで、訪日される国ごとに売れ筋商品があることが分かりました。2020年の東京オリンピックに向け、どのタイミングでどの国の人が来るのかを予測し、イベントなどを企画して売上げに繋げていきたいと思います。
また、海外でのブランド知名度の向上に取り組んでおり、「日本に旅行に行くならJAPAN BLUE JEANSを買おう!」とういう流れを作っていくためにも、免税対応は必要不可欠なものでした。
東京に出店してみて、海外の方たちは自分たちが思っている以上に日本の商品を買いたいと思っていると感じました。そのようなせっかくの機会を逃さないためにも免税対応と並行して、多言語でのご案内も充実・強化し、機会損失を徹底的に無くしていく体制を整えていきたいです。