目次
- 1.免税店とは
- 2.申請
- 3.免税販売
- 4.免税販売手続(書面)
1.免税店とは
免税店とはなんですか。
免税店とは、外国人旅行者に対し消費税を免除して販売できる店(TAX FREE SHOP)のことです。
一方「DUTY FREE SHOP」も免税店と呼びます。こちらは輸入貨物に課される消費税・関税・酒税・たばこ税等を免除して販売する店のことで、日本では主に国際空港の出国エリアに存在します。
輸出物品販売場とはなんですか。
輸出物品販売場とは、消費税免税店(TAX FREE SHOP)のことです。免税店では、外国人旅行者などの非居住者に対して免税対象物品を販売する場合に、消費税が免除されます。この制度のことを「輸出物品販売場制度」といいます。
免税店になるメリットはなんですか。
免税店になるメリットは以下のようなことが考えられます。
- ・売上の拡大
免税店では外国人旅行者は消費税なしで商品を購入できるため、外国人のお客様が増加し、売上の拡大が期待できます。 - ・非免税店との差別化
免税店になっていない近隣競合店との差別化になります。 - ・地域活性化への貢献
地域で免税店が増えると、「TaxFreeエリア」としてアピールできます。地域名産品を販売することで、経済効果も期待できます。 - ・国内不況時の売上確保
国内の景気と関係なく、外国人旅行者への売上増加が期待できます。
duty free、tax freeとはどういう意味でしょう。
DUTY FREE、TAX FREEはどちらも免税店のことですが、次のような違いがあります。
- ・DUTY FREE
関税法に基づき出国者に対して消費税・関税・酒税・たばこ税等を免除して販売する店のことで、日本では主に国際空港の出国エリアに存在します。 - ・TAX FREE
消費税法に基づき非居住者に対して一般物品、消耗品の消費税を免除して販売する店のことで、市街に多く存在します。
- 1.免税店とは
- 2.申請
- 3.免税販売
- 4.免税販売手続(書面)